【報告】第13回いきいき市民塾『海に森をつくるって?』
9月14日(木)『海に森をつくるって?』と題して、市民活動体験の話を聞く会“いきいき市民塾”を実施しました。
ゲストの川口将人さん(よこすか海の市民会議)より、潜ってみないと見ることのできない海の中のことについて、たっぷりお話しいただきました。
走水・観音崎は日本でも貴重な、埋め立てされていない「自然海岸」であること、
水温15℃以下でないと育たない養殖わかめが、海の温度が下がらないために10月にしていた養殖が今年は12月上旬でもできないかもしれないこと、
陸の「グリーンカーボン」に対し、海洋生態系に取り込まれる炭素「ブルーカーボン」の可能性。
私たちが知らなかったお話をたくさん聞かせていただきました。
昨年度、海の再生実験『海に森をつくろうよ!PROJECT』で植えた海草“コアマモ”は1年経って順調に増えてきているそうです。
想定していなかった海藻が突然生えてきたり、良くも悪くも予想外のことが起きるから、海は楽しい!と、川口さん。海への愛が伝わってきました。
子どものころから遊ばせてもらってきた身近な海。数年前までの、海藻類や多くの生物が生息していた豊かな海中の記憶があること、そして海の楽しさを知ってほしいという想いが、今の活動の原動力になっているそうです。
「知らないことを知るだけでも意義がある」「とても面白く楽しい時間を過ごし、参考になりました」と参加者の皆さまからも大好評の回でした。
海の市民会議の活動に、今後も目が離せません!
まずは、12月(予定)の深浦わかめの養殖体験に参加してみませんか?
第13回いきいき市民塾の開催情報ページはこちら