【フワモコ触図マップ第2回を開催しました!】

2024年 9/12(木) フワモコ触図マップ 第2回

全6回 2024年8月から毎月開催予定のサポセン触図マッププロジェクト。
第2回「触って理解してみよう〔視覚障がい者の生活を知ろう〕」を実施いたしました。

参加者は37名。講師は横須賀市点字図書館の職員お二人。

視覚障がい者にとって「触る」ことはどういうことなのか、点字や触図がどういうものなのかをお話いただきました。

最初にクイズ形式で触図を実際に触って、描かれているものを読み取るワークショップを行いました。
六角形と丸が並べられた触図を触ると、これが本当に区別がつかない! 触っているのが六角形なのか丸なのかを指先で判別するのが難しい。
それでは目隠しをとって正解を見てくださいという講師の先生の合図で見てみると、正解は一目瞭然。目で見れば六角形と丸の違いはすぐ分かります。

触って認識することがいかに難しいかを深く実感するワークショップでした。

続けて袋の中に隠された物を触って、特徴を伝えて、中身を当ててもらうゲーム形式のワークショップを行いました。簡単にわかる物から難しい物など様々な物があり、触った感覚だけで中身を知る事、伝えることの難しさを知りました。
<固い><木で出来ている><手を広げたくらいの大きさ><くの字に曲がっている> これな~んだ?

触ることを体験した後、点字図書館で作製された「点図のハザードマップ」についての説明があり、どういう工夫を凝らして作られているか、どういう制限がある中で作られているか、サポセンのフワモコ触図マップの参考にするべきことを学ぶ時間となりました。

飛び込み参加の方が大勢みえて、席が足りず資料も足りない状況になってしまいご不便をおかけいたしました。席を譲り合って配布資料をシェアしてくださり、ご協力いただいた参加者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

 

第3回は10月12日(土)、横須賀市点訳奉仕会の関尾さんに点字について教えていただきます。会場はサポセンです。是非ご参加ください。

フワモコ講義の様子
点図を触る様子
グループで話し合う様子
中身の分からない袋